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糖質を摂り過ぎると太ってしまうメカニズム その1

更新日:7月2日


代表の関です!


普段のトレーニングは出来るだけ専門用語を避け、お客様に分かりやすくお伝えしているのですが、コラムでは専門用語を交えながら、体づくりに役立つ情報をお伝えしていきます!


以前までの記事は以下のURLからご確認ください!

https://www.urfit.jp/blog/categories/column


なぜ、糖質を摂り過ぎると太ってしまうのか…感覚的にわかっている方は多いと思いますが、今回は身体の仕組みについて解説すると共に、糖類にはグルコース(ブドウ糖)とフルクトース(果糖)というのがあり、そのうちのグルコースについて解説します!


吸収されたグルコースは血流に乗って肝臓に運ばれます。グルコースが肝臓に運ばれるとその一部はグリコーゲンに合成されて肝臓に貯蔵されますが、残りのグルコースは血液中に放出されます。グルコースが血液中に放出されると、血液中のグルコース濃度(血糖値)が高くなります。


身体の細胞は血液中のグルコースからエネルギーを得ているため、エネルギー不足にならないように血糖値はいつも一定の範囲(70〜110mg/dl)に保たれています。

多くのグルコースを摂取して、血糖値が上昇すると、膵臓にあるβ細胞からインスリンが分泌され、全身の組織にグルコースを取り込むように作用します。その中でも多くのグルコースが肝臓や筋肉、脂肪組織に取り込まれます。


インスリンによって肝臓に取り込まれたグルコースは、グリコーゲンに合成されますが、そのほかは脂肪に合成されて肝臓内に蓄積されるか、または血液中に放出されます。


筋肉にグルコースが取り込まれると、筋グリコーゲンに合成されて貯蔵されます。筋肉は他の臓器に比べて、最も多く取り込むことができ、その割合は8割程度にもなります。しかし、急速に多量のグルコースを摂取すると、肝臓や筋肉でも処理できなくなります。するとインスリンは脂肪細胞にグルコースを取り込ませます。脂肪組織に取り込まれたグルコースは中性脂肪に合成され、貯蔵されることにより脂肪組織が肥大します。そして、インスリン抵抗性という状態になると、脂肪組織への取り込みがさらに促進されます。


習慣的に多量のグルコースを摂取していると、インスリンによるグルコースの取り込み能力が低下してしまいます。これをインスリン抵抗性といい、これが生じると高血糖になってしまい、膵臓のβ細胞はさらに多くのインスリンを分泌する様になります。これを高インスリン血症と言います。


インスリン抵抗性がグルコースの取り込み能力が高い筋肉に生じると、多くのグルコースは脂肪組織に取り込まれる様になります。すると、どんどん中性脂肪が合成され、脂肪組織が肥大化してしまいます。また、習慣的にケーキなどの甘いお菓子を摂取していると、インスリン抵抗性が生じて、それに伴う高インスリン血症によって、ますます脂肪細胞を肥大させ、太ってしまいます。


いかがだったでしょうか。これまでで解説してきた、「咀嚼の回数を増やす」、「いつ、何を食べるかが重要」という理由が更に理解できたのではないでしょうか!?

次回は、もうひとつ厄介な糖類、フルクトースについて解説します!


参考:科学的に正しいダイエット、庵野拓将